【特集】“知らないと一発免停” 9月から生活道路は「時速30キロ」新ルールの施行から2週間(福島県)
2026/9/17 15:30【高橋健太記者】
「事故は日が昇る前の暗い時間に、そして車一台分の細い道路で起きました」
8月14日、郡山市開成の市道で、35歳の男性が、軽乗用車にはねられ死亡。
【今泉拓磨記者】
「現場の付近は田んぼに挟まれた道路でして、近くの電柱を見上げてみても街灯は設置されていません」
また、8月には郡山市安積町の市道で、70歳の男性が乗用車にはねられ、意識不明の重体となりました。
この2つの事故は、どちらも『生活道路』で起きていました。
県内では今年に入り、8月までに交通事故で亡くなった人が36人。
去年より、2人増えています。
【古澤哲也アナウンサー】
「子どもたちの通学路にもなっているこちらの道路。見てみると中央線などはありません。9月1日からこうした道路の最高速度が30キロに引き下げられました」
生活道路の法定速度は、9月1日に時速60キロから30キロに引き下げられました。
では、なぜ30キロなのか。
【県警察本部交通規制課・佐藤洋二郎次席】
「30キロ未満ですと約10%ぐらいの致死率なんですけど、それが30キロ以上超えまして50キロ近くになりますと、80%近くが亡くなる」
生活道路での事故を防ぐために導入された、今回の速度規制。
その背景にあるのが、狭い道路での事故の増加です。
県警察本部によりますと、幅が5・5m未満の狭い道路で発生した事故は、ここ5年間で増加傾向にあります。
【県警察本部交通規制課・佐藤洋二郎次席】
「生活道路は自動車、歩行者、自転車が混在して通行するので、運転される方には制限速度を守って欲しい」
30キロ以上の速度超過した場合は、違反点数が6点。
免許停止30日間のいわゆる一発免停となり、刑事処分の対象です。
生活道路の法定速度の引き下げに街の人たちは。
【福島市民】
「ちょっとまだ自分では気を付けて走っているつもりですけど、まだ体には馴染んでないっていうか、気つけなきゃいけないと思っています」
「守ってる人は守ってますけど、変わらない人は変わらないですね。誰もいなければ歩いている人いなければ」
法定速度の引き下げから、2週間あまり。
悲惨な事故を減らすためには運転手一人ひとりの安全運転への意識を高めていくことも欠かせません。
【県警察本部交通規制課・佐藤洋二郎次席】
「少しゆっくりそれから安全にという気持ちで、意識を持って運転してほしい」
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