食料品の消費減税「1%」家計負担は減る?
2026/8/5 20:00政府は税率を「1%」に引き下げる食料品の消費税減税について5日午後、閣議決定しました。減税で家計の負担はどこまで減るのでしょうか。その効果を探ります。
■店内飲食59年 苦境の老舗
閣議決定された食料品の消費税1%への引き下げ。物価高対策として来年4月から2年間という期限付きの減税です。
ただ、減税後も外食時の料金には現在と変わらない「10%」の消費税がかかります。
東京・足立区にある店は約40種類のおかずを自ら選んで取る“セルフスタイル”の定食屋です。
男性が選んだのは「から揚げ」や「肉じゃが」など4種類。
このボリューム感で値段は950円ですが、これがテイクアウトだった場合は消費税は1%になるため、約860円になります。
20代の人 「(Q.スーパーとか行く機会とか増える?)1%になったら多分、増えると思います」
ただ、創業から59年間、セルフスタイルにこだわり、店内提供を貫いてきました。
そこには客離れが心配されるなかでもテイクアウトを始められない理由がありました。
みたけ食堂 吉田豊さん(65) 「一番は人手がない。(テイクアウトに)1人かかるとお客が回らなくなる。今パートさんが1人いて4人でやっているけど、ほぼほぼ3人で集中的にやっている」
■「得した気分」期待のスーパー
今回の消費減税の影響を感じやすいのは、やはりスーパーでの買い物です。
買い物客 「1%はありがたい」 「5000円以上変わる、月の食費」
4人家族だという女性は…。
30代女性 「(Q.何を買いに?)肉」
次々と肉をかごの中に入れていき、気になる会計は…。
店員 「5609円」
野菜なども合わせて合計5609円、そのうち消費税は414円です。
消費税が1%になった場合、この約400円が50円ほどになります。
30代女性 「(消費税が)安くなったら主婦として助かります」
小売店も減税へ向けて見通しを立て始めています。
スーパーセルシオ和田町店 食品バイヤー 久保田浩二さん 「(税率変更で)レジ3台とシステムの変更で約30万円かかる」
その他にも値札の張り替えなど大きな負担が掛かるものの、それを上回る利益が期待できるといいます。
スーパーセルシオ和田町店 食品バイヤー 久保田浩二さん 「(消費減税で)何百円分得した気分だから『もう一品お肉買っていこう』と、期待したい」
物価が上がり続けるなか、この消費減税でどこまで家計の負担を減らせるのでしょうか。





