防災士に聞く 夏の時期に必要な避難の準備とは
2026/7/30 18:41防災士に聞く 夏の時期に必要な避難の準備とは
最大震度7を観測した熊本地震の被災地では、危険な暑さへの注意が呼び掛けられています。
熊本地震のような災害が真夏に発生した場合に備え、私たちはどんな準備をしておくべきなのか。防災士に聞きました。
話を聞いたのは県防災士会の理事、藁谷俊史さん。
この時期の非常用持ち出し袋の中身は、冷却材や塩あめなどの熱中症対策グッズです。
県防災士会 藁谷俊史 理事「非常持ち出し袋の衣替えって言っていますけども」
非常用持ち出し袋の中身も季節に合わせて衣替え。藁谷さんが提唱する夏の避難の三種の神器は体を冷やす保冷剤とハンディファン、さらに汗を拭くボディペーパーです。
県防災士会 藁谷俊史 理事「停電のタイミングであれば、もう全く使えないという状況になりますので、熱中症対策はしっかりやってほしいと思います。」
避難所そもそも避難所に指定される公立学校の体育館などの冷房の設置割合は、2025年5月の時点で全国平均よりも低い4・3%。普段の非常用持ち出し袋に熱中症対策グッズを加えることが有効だといいます。
さらに藁谷さんが勧めるのは…
県防災士会 藁谷俊史 理事「こういう夏の時期ですと、凍っている状態なので、体を冷やすこともできますし、溶けた後ですね、冷たい水を飲むことが出来ますので」
500ミリリットルのペットボトルに水を入れ、凍らせたもの。水は凍ると膨張するので満杯にしてはいけませんが、暑さ対策や水分補給で1人2本を目安に冷凍庫に準備しておくのがいいといいます。
さらに、自身の経験から藁谷さんが注意すべき点として挙げるのは、災害の後片付け中になりやすい熱中症です。
県防災士会 藁谷俊史 理事「どうしても体の変調って、頑張ろうとしている時って、ちょっと無理してしまっている。これになかなか気が付きにくい」
藁谷さんが体験したのは2023年9月に線状降水帯が発生した台風13号。
気温が高い中、浸水被害を受けた自宅を片づけていた知り合いが、熱中症の症状で搬送されたといいます。
県防災士会 藁谷俊史 理事「普段と違う環境でやっているので、意識しながら休憩をとるっていうのが大事じゃないかと思いますね」
いつ来るかわからない災害に、出来る備えと心構えが大切になりそうです。





