九州北部で相次ぎ「線状降水帯」 佐賀では激しい雨に稲光 大阪でも道路冠水

2026/7/2 13:56
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 福岡、長崎、佐賀、大分、熊本で「線状降水帯」が発生し、災害の危険度が高まっています。さらに、日本の南に、2つの「台風のたまご」が発生しました。この2つの今後の進路に警戒が必要になっています。

■筑後川に一時レベル5

 国土交通省は2日午前4時20分、熊本県小国町を流れる筑後川の杖立橋近くで溢水による氾濫が発生したと発表しました。

 熊本県と大分県を流れる筑後川に、一時「レベル5氾濫発生情報」が出されました。警戒レベルは、一番高い「5」に相当する情報です。

 ライブカメラを見ると、川の水位が大幅に上がっているのが確認できます。

 場所は熊本県小国町と大分県日田市です。線状降水帯による非常に激しい雨が1日から降り続いていて、土砂災害や氾濫など災害の危険度が急激に高まっています。

 雨が降る前の筑後川。下流の橋の橋脚全体を見ることができましたが、午前5時前の映像では橋の上部まで川の水位が迫っています。

 筑後川のはげ川の合流地点では、平常時から比べると大幅に水量が増し、住宅にまで迫る勢いです。

 氾濫が発表された小国町によると、消防が現地の様子を確認するなど警戒を強めています。

■長崎 複数箇所で道路冠水

 激しい雨に稲光。2日未明の佐賀市の様子です。冠水した道路を何台もの車が水しぶきをあげて走行していきます。

 午前0時39分、気象庁は佐賀県南部と、長崎県北部に線状降水帯が発生したと発表。佐賀市川副では、1時間に51.5ミリの非常に激しい雨となりました。

 長崎県佐世保市の様子です。深夜の商店街に激しく吹き込む雨。

 1日午後11時20分の佐世保市下京町です。先ほどから雨風ともに非常に強くなってきました。バチバチと雨が音を立てながら地面を打ち付けています。

 2日午前0時40分、佐世保市内で道路が冠水し、警察による全面通行止めの交通規制が敷かれています。

 市内では複数箇所で道路が冠水。茶色い水がふくらはぎの高さまであるのが分かります。

 その後、午前2時半ごろに福岡県で、午前3時すぎに大分県と熊本県で線状降水帯が相次いで発生しました。

■熊本・大分でも激しい雨

 2日午前3時の熊本市内です。雨脚が強くなっており、道路に激しく雨が打ち付けています。

 午前5時前に熊本県山鹿市で撮影された映像です。交差点が冠水し、波打っているのが確認できます。山鹿市では1時間雨量が70ミリを観測しています。

 午前4時前の大分市内です。まだ車通りは少ないですが、雨が降り続いています。

■九州以外でも

 雨は、九州以外にも降りました。

 大阪府枚方市で午前4時半ごろに撮影された船橋川は濁流となっています。

 勢いよく流れる川の音とともに、警報音も鳴り響いています。さらに市内の住宅街では道路が一面冠水。車が通ると、大きな水しぶきをあげます。

 どこからか流されてきたのでしょうか、細長いものが浮かんでいます。そして、冠水した道路の水は歩道まで覆っています。

 各地で雨の被害が相次ぐなか、日本の南の海上に2つの「台風のたまご」が1日に発生し、ともに台風へと発達するとみられています。

(2026年7月2日放送分より)

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