福島放送では、放送番組の編集基準として「福島放送番組基準」を定め、番組の編集(放送)を行っています。
同基準では、番組編集に際しての基本的な考え方や放送を通じて地域社会に貢献していくことを会社全体の姿勢として掲げたうえで、「細目は民放連 放送基準に準拠する」と定めています。
このほど、「民放連 放送基準」が改正され、2024年4月1日に施行されることになり、福島放送では、改正された「民放連 放送基準」を自社の番組基準として引き続き準用したいと考え、「福島放送 番組基準」の一部変更を、番組審議会に諮問し「妥当である」との答申がありました。
福島放送は社会的責任、公共的使命を自覚し、公共の福祉や文化の向上、地域社会の産業や経済等の発展に寄与することを目的とするとともに、言論、表現の自由、公正を堅持するよう努める。放送活動の指針として、日本民間放送連盟放送基準に準拠し、以下のように放送番組基準を定める。
基本方針
- 基本的人権を尊重する。
- 言論の自由と公正を守り、不偏不党の立場を貫く。
- 法令を尊重し、公の秩序や善良な風俗に配慮する。
- 公共の福祉と文化の向上に貢献する。
- 放送倫理の向上に努め、放送の自主性を保持する。
番組基準
- 報道番組は事実に立脚し、客観的かつ公正な取り扱いに努める。
- 国民生活に重大な影響を及ぼす問題の取り扱いには慎重を期し、意見が対立している問題では公平に取り扱う。
- 番組の企画、制作に当たっては社会的影響を考慮し、その表現や描写が不快な印象を与えることのないよう注意する。
- 人種、性別、職業などによって差別的取り扱いをせず、個人、団体、職業等への中傷的言辞や表現をしない。
- 個人情報の取り扱いについては慎重を期し、プライバシーを尊重する。
- 宗教については信仰の自由を尊重し、公平に取り扱う。
- 放送時間帯は、放送内容や児童及び青少年の視聴に配慮する。
広告基準
- 広告は基本方針及び番組基準に基づいて取り扱い、広告放送であることを明示するとともに、国民生活と産業経済の発展に資するものとなるよう努める。
- 個々の基準については日本民間放送連盟放送基準に準拠する。