2026-04-15 配信

ガソリン価格は4週連続値下がりも銭湯には30%超の重油値上げの通知が 燃料代節約図るも 「安定供給してほしい」(福島)

石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、13日時点で169・8円と、4週連続で値下がりしました。
イラン情勢の悪化により、3月には一時これまでで最も高い192円台まで高騰しましたが、5週ぶりに170円を下回りました。
全国平均は167・5円で、目安の170円を下回り、政府からの補助金は縮小されましたが、県内の価格に今のところ影響は見られず、来週も小幅な値動きとなる見通しです。
燃料費の高騰は県内の銭湯にも影響が…

【つるの湯 片桐詔次さん】
「実は重油価格のまたご案内きまして」

福島市のつるの湯を経営する片桐詔次さんのもとに15日届いたのは、重油価格を約32パーセント値上げするという通知でした。

【つるの湯 片桐詔次さん】
「落ち着いてきたのかなと思った矢先にこの価格状況なもんですから、実はちょっと驚いているところなんですけどもね」

つるの湯では、風呂の温度が下がるたびに自動で温度が上がる設定のボイラーを使っていて、営業開始の午後3時から午後10時まで稼働し続けています。
自動で温度が調節されることで体力的に助かっていることも多いといいますが…

【つるの湯 片桐詔次さん】
「バーナーがボーボーって燃えていてこれがまだ80度までなんないとね、早く焚きあがってくれよって気持ちは持っていますね」

つるの湯のような公衆浴場の入浴料金は各都道府県によって料金が定められていて、燃料費を節約するために営業開始の直前に風呂が焚けるような工夫も始めました。

【つるの湯 片桐詔次さん】
「極端に今回の場合みたく32パーセントアップとかそういうことではなくて、ある程度安定した供給で我々の方に油を届けていただければなとこう思っております」

一方、こちらはいわき市。
石油の供給が不安定な中、市は医療体制の確保や災害時に石油燃料を安定して供給するため、県石油業協同組合いわき支部と協定を結びました。
協力体制や連絡系統をルール化することで、緊急時に燃料の調達や供給などを迅速に実施します。

【いわき市医師会 齊藤道也会長】
「現場の目の前に届かなくなるという状況はエッセンシャルワーカーが現場に行けない、ましてその基幹病院が医療提供出来ない状況になりかねない。そこに関してこのような締結をしていただけたこと、非常に深く医師会として感謝申し上げております、ありがとうございます」

医療機関や緊急車両などへの燃料の供給体制が強化されることで市民生活の安心・安全の確保につながることが期待されます。

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