2026-04-09 配信

浪江町に県内最大の酪農施設が完成(福島)

変わりまして、浪江町に新たに大規模な酪農施設が完成し、お披露目されました。
震災と原発事故の発生から15年。
浜通りの農業の再生のために整備された国内最大級の施設を取材しました。
9日お披露目されたのは、浪江町に完成した「シャインコースト・ファーム」。
町が整備し民間が運営する大規模酪農施設で、敷地面積は東京ドーム約5個分。
子牛も合わせて約2千300頭の乳牛を管理する予定で、国内最大級の施設です。
シャインコーストの紺野宏社長は「楽しみ半分、不安半分ですね。今のところは。まず本当にしっかり動くのか、機械が動いてくれるのか、人間が、我々が思った通りに動いているのかというのをまず準備運動していきたい、それから少しずつ徐々に牛を増やして、目指せ(乳牛は)1200頭まで行きたいと思っています」と心境を話しました。
避難指示が解除された後、浪江町で再開した酪農家は、1戸のみ。
県内全体でも原発事故や高齢化の影響で酪農家が減る中、省力化を図りながらも牛乳の生産量を増やそうとこの施設が整備されました。
牛のエサやりやふんの処理は、自動のロボットが行います。
さらに、回転式の搾乳機で同時に40頭分を搾ることができます。
紺野社長は「今全国的に、すべての業種におきまして、人手不足です。人間もトレーニングして、機械もトレーニングしていけば、駆使できるものだと思っています」と期待を話しました。
乳牛は10日から少しずつ受け入れ、大規模な酪農施設がいよいよ始動します。

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