2026-03-18 配信

AIで野生動物を検出するシステム 成果報告会(福島)

県内のSDGsに関する話題をお伝えします。
17の目標のうち11番の「住み続けられるまちづくりを」、15番の「陸の豊かさも守ろう」に関連し、クマやイノシシなどの野生動物をAIで検出するシステムについてお伝えします。
県と会津大学が開発した野生動物警報システムは、クマやイノシシなどの野生動物をAIが検出すると、早ければ4秒ほどで音や光により危険を知らせ、およそ2分後には周辺の住民などにメールも届ける仕組みです。
装置が設置されている地域の住民は「AIはもちろんですけど、さすがに最近の技術が進歩していて、市とか行政の方でもすごく力を入れているなと感じました。ありがたいですね。」と述べました。
また、県の担当者は「かなりリアルタイムに近い状況で、近くの方に情報を流せるというのは、かなり人身被害を防ぐうえでは効果的なシステムなのかなと思う。」と話していました。
成果報告会では、2025年度のモニタリングの結果、AIモデルを更新したことによって検出の精度が高まったことなどが説明されました。
住宅も多い会津若松市の慶山地区ではクマ14頭が検出され、このうち4頭の追い払いに成功した一方、システムが作動する前にクマが立ち去ったケースもあったということです。
会津大学の齋藤寛教授は「実際に、動物の検出数はしっかりと取れているところもあるんですけども、とはいえ誤検出とかあるいは撮り逃しというかですね、そういうのもありますので、今後そのあたりはAIモデルを改善して、対応していきたいなと思っています。」と話していました。
会津大学はこうした実績を生かして、さらなるシステムの性能向上に努めたいとしています。

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