2026-01-30 配信

「生命軽視の姿勢がはなはだしい」 自殺ほう助 岸波被告に懲役6年を求刑(福島)

福島・山形両県で男女5人の自殺を手助けするなどした罪に問われている福島市の男に、懲役6年が求刑されました。
福島市の無職岸波弘樹被告(37)は2024年5月から2025年1月にかけて、未成年者を含む男女5人の自殺を手助けするなどした罪に問われていて、関与したとされる4人が死亡しています。
初公判で岸波被告は起訴内容をおおむね認めていますが、被害者のキャッシュカードを使ってATMから現金を盗んだ罪は否認、山形県で自殺を手助けした罪については黙秘をしていました。
30日の裁判で検察は、「生命軽視の姿勢がはなはだしく、常習性が顕著」「動機及び経緯は極めて悪質」などとして、岸波被告に懲役6年を求刑しました。
一方の弁護側は、被害者の一部は岸波被告が手助けした内容と死亡した結果について「物理的因果性が希薄」などとして、寛大な判決を求めました。
また窃盗の罪については無罪を主張しました。
最終陳述で岸波被告は、「無くなった被害者にご冥福を祈ります」としたうえで、一部の遺族については「申し訳ないことをした」と反省の言葉を述べました。
判決は3月6日に言い渡されます。

トップへ戻る