2025-11-12 配信

郡山市の物流拠点 防災にも貢献(福島)

県内のSDGsな話題をお伝えします。
17の目標のうち11番の「住み続けられるまちづくりを」に関連して、災害に強いまちづくりにも役立つと期待されている、郡山市の物流の集積拠点を紹介します。
10月下旬にお披露目された、大手配送会社の物流倉庫。
郡山中央ICの近くに建設され、延べ床面積は2万1000㎡。
配送の新たな拠点となります。
東北道と磐越道が交わり、関東と東北の物流の中間に位置することから、この一帯は「福島郡山LLタウン」として整備が進められ、多角的な物流の拠点となる見通しです。
【樋口陽一アナウンサー】
「施設の中には、こういった非常食を備蓄する倉庫もほか、食堂は災害時に避難所にもなるということです。」
ふだん運送ドライバーが使用する食堂は、災害が起きた際の避難所として、倉庫は支援物資の集積拠点として活用されます。
郡山市の椎根市長は「いざ災害が起きたときに、いかに物を届けるか。それが命に関わる。郡山市のみならず、全国的にも大きな役割を果たす拠点だと思っております。」と述べました。
この日は郡山市と配送会社や施設の管理者など4社が、災害支援に関する協定を締結。
災害が起きた時には、この場所から各地の避難所などに向け、物資が運び出されることになります。

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