2025-10-24 配信

福島県がクマによる人身被害などを受けて緊急対策事業を行うと発表 財政的支援だけではなく人的支援も(福島)

クマによるけが人などの被害が相次いでいることを受け、県は約3,000万円の補正予算を組み、市町村の対策を支援する緊急の事業を行なうことを発表しました。

事業では専門家を派遣してパトロールやクマを捕獲する技術などの指導を行う人的支援や、必要な罠などの物品を県が購入して提供するなどの財政的支援が盛り込まれています。

また、専門家から「人がクマの目撃情報に慣れてしまっている」とも指摘されていることから、市町村と連携した注意喚起や情報発信にも力を入れるとしています。

県は山でクマの餌になるブナなどの木の実が凶作のため、今後も冬眠前のクマが人里へ出没するケースが増える恐れがあるとして、注意を呼び掛けています。

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