2025-10-17 配信

災害発生に備えて 医療ケア児の避難訓練実施 (福島)

災害の発生を想定し、医療的なケアが日常的に必要な子どもとその家族を対象にした避難訓練が福島市で行われました。

訓練は、震度6強の地震で自宅が停電したという想定のもと、自力で避難するのが難しい人のための避難計画に基づいて実施されました。

電源が必要な医療機器が使えなくなるため、予備のバッテリーを用意したり子どもの容体を確認したりしながら避難する必要があります。

市障がい福祉課の南友香主任保健師は「避難プランが実行性があるものなのかを確認の目的としていたので、その検証がこれから必要。医療ケア児の避難プランに今後活かせれば」と話しました。

福島市では自力での避難が難しい人のうち、避難計画を作っている人は全体の2割以下にとどまり、市は関係機関と協力して作成を進める方針です。

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