2025-10-07 配信

大熊町の新たな復興拠点 関係者が安全祈願(福島)

大熊町に、新たに整備される拠点の工事が始まるのを前に、関係者が安全を祈願しました。
新たな拠点が整備されるのは、大熊町の特定復興再生拠点区域の西大和久地区で、町が132億円かけて約23haの敷地を整地する計画です。
ここに産業の振興を目的として研究施設を誘致するほか、町民から要望の多かったパークゴルフ場などを整備する計画で、パークゴルフ場は災害時に一時避難所となり、防災の強化にも役立てられます。
町はスーパーのほか、ホームセンターなどの誘致を検討しているということです。
大熊町の吉田淳町長は「国道6号線にも面しているということで、大変期待の高い地域でありますので、ここで産業・商業そしてスポーツができる防災施設と言うんですか、そういうものが整備できますので、町にとっては復興の弾みになります。」と述べました。
土地の造成工事は8日始まり、最初にパークゴルフ場が2030年度までに完成する計画で、他の施設も順次、整備される予定です。

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