2025-10-02 配信

保護者のの負担軽減に…大玉村で弁当給食始まる(福島)

大玉村の玉井幼稚園。毎日、子どもたちが楽しみにしているのが…。お昼ご飯!
でも、2日はこれまでと少し違い業者が作った弁当を提供する弁当給食です。
県内には独自に給食を作って提供する幼稚園も多くありますが、大玉村の2つの幼稚園では1972年の開園以来、園児のお昼ご飯は基本的に保護者が用意していました。
村内では時代の変化により共働き世帯が増えるにつれ、給食を望む声が増加。食育の推進や保護者の負担軽減のため、弁当給食の導入を決めました。
村にある2つの幼稚園に通う園児235人のうち、9割以上にあたる221人の保護者が弁当給食の利用を選択。乳製品や卵にアレルギーがある子ども向けの弁当も用意されています。
1人あたり月におよそ5千円の給食費がかかりますが費用の半分は村が補助します。
さらに弁当給食を利用しない自前の弁当の家庭についても、弁当給食を利用している方と同じく補助が適用されます。
業者が対応できないアレルギーがある場合、保護者はこれまで通り弁当を作る必要がありますが、村は弁当給食を利用しない家庭にも平等に、給食費の半額分を振り込みます。
保護者は「負担が減って楽ですごく助かる」「友達と同じご飯を食べて、みんなでいただきますっていう経験はすごく楽しい幼稚園生活になるのかなと思う」などと歓迎していました。
村は2026年度以降もこの取り組みを継続したいとしています。

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