2025-09-16 配信

除染で出た土を中央省庁で再生利用(福島)

東京の中央省庁で、除染で出た土の再生利用が始まり、環境大臣らが安全性を確認しました。
霞が関にある、環境省と厚生労働省が入る庁舎など、中央省庁の3カ所の花壇では、この連休に除染で出た土が運ばれ、再生利用する工事が行われました。
16日は浅尾環境大臣らが現場を視察し、花壇の周りの空間放射線量は、1時間あたり0・09マイクロシーベルトで、再生利用する前とほとんど変わらないことを確認しました。
浅尾大臣は「多くの方にご覧いただくことで、復興再生利用に対する安心感・納得感の醸成につなげたいと考えております。」と話していました。
浅尾環境大臣はこのように述べ、除染で出た土の県外最終処分や再生利用について理解を広げていくため、関係省庁と連携して取り組むと強調しました。

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