2025-09-15 配信

「敬老の日」、元気の秘けつは? 会津若松市で敬老会、水族館の動物もご長寿(福島)

3連休最終日の15日は敬老の日。
元気な高齢者の長寿の秘けつや、年を重ねても大活躍のある動物を取材しました。

高齢者の長寿を祝おうと会津若松市で開かれた敬老会。
市内に住む75歳以上の人が招待され、会場には多くの夫婦やその家族が訪れました。

県のまとめによりますと、県内の65歳以上の高齢者の数は2024年に比べて減ったものの、人口に占める割合は過去最高の34・2%となりました。

元気の秘けつは一体何か。
86歳の来場者は、グラウンドゴルフとゲートボールをして、運動の習慣をつけているといいます。
「週4回(やっている)。東北大会で秋田、山形にも、みんな全部行く」

87歳の来場者も、夫とふたりで週2回、約40分間、100歳体操を続けています。「それがまた、健康の元になっていると思う。目標の2030年まで頑張りたい」と話しました。

一方、いわき市の水族館には、年を重ねても元気に活躍する動物が……。
ダイナミックな飛び込みや優雅な泳ぎで注目を集める、トドの「ラーズ」です。

1997年生まれのラーズは現在28歳。

トドの生態に詳しい獣医師の石名坂豪さんによると、ラーズの年齢は人間の70代から80代に相当するといいます。

相馬市から来た観光客の男性は「え、めっちゃ元気」と驚きの声。
新潟から訪れた親子連れは、「長生きしてほしい。すごく元気そうで、まだまだ泳いでほしい」と話しました。

ゆったりと水槽に浮いたり、陸でのんびりしたり。マイペースな性格のラーズはまだまだ現役。
これからも水族館の顔として観光客を楽しませます。

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