2025-09-12 配信

会津で今シーズン初めての新米の等級検査と初出荷式(福島)

JA会津よつばとしては、今シーズン初めてとなる等級検査。

並んでいるのは、会津坂下町で先週収穫が始まった「ひとめぼれ」約5tです。

等級検査では検査員がサンプルを採取し、粒の状態を確認します。
その結果は…
「品質はおおむね良好であるため、全量、一等米と格付けいたしました」と、検査員の人は発表していました。

猛暑の影響で白くなったコメが若干混じったもののおおむね良好で、粒の張り具合や光沢から全て1等米と判定されました。

収穫量も平年並みと見込まれています。

JA会津よつばの土屋 勇雄組合長は、「コメ作りにとっては本当に厳しかった1年かなと思っております。検査して、一等米に格付けされた。いい品質だと証明されたことは、本当にまず安堵しております。良かったという思いでいっぱいであります」と、話していました。

ただ、コメの値上がりによる他の業者との価格競争を念頭に、初出荷を祝う式典ではこんな発言も…

土屋 勇雄組合長は、「丁寧に説明して、金額も説明した上で、農協に出荷いただけるよう、皆さん一丸となって取り組んでいただきたい」と、式典で話していました。

例年なら出荷された新米は精米されて2週間ほどで県内のスーパーなどに並びますが、今年は政府が放出した備蓄米などがまだ流通しているため、新米が店頭に並ぶ時期ははっきりしないということです。

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