2025-09-11 配信
震災14年半 双葉町の農家には恵みの雨(福島)
厳しい残暑が和らぎ、雨が降る所もあった11日の県内。
石川県から双葉町へ移住し農業を営む黒津今日子さんは「本当に恵みの雨ですね。この雨を待ち望んでいた」と話しました。
今年は厳しい夏の暑さと雨不足で育てている野菜に影響が出ています。
黒津さんの畑では8月中旬にキャベツの苗を植えましたが、根を張るのに重要な水が不足し2割ほどが枯れました。
震災と原発事故の影響を受けた町では用水路に水が流れておらず、水をやるには車で5分ほどかけて井戸の水をくみにいくか、雨を待つしかありません。
黒津さんは「土も熱いし、水分量が全然なくて、今湿っていていい感じに見えるんですけど、本当に砂漠みたいなさらってした感じで、ちょっと厳しかったですね」と今年の夏を振り返りました。
震災と原発事故の発生から11日で14年と半年。
双葉町で営農が再開された面積は震災前の0.6%程にとどまっています。
町で農業に取り組むことについて黒津さんは、「震災前の姿に戻せるかは分からないですけど、少しでも今、雑草が生い茂っている風景じゃなくて、ちゃんと管理された田園風景を復活出来たらいいのかなと思っています」と話しました。
石川県から双葉町へ移住し農業を営む黒津今日子さんは「本当に恵みの雨ですね。この雨を待ち望んでいた」と話しました。
今年は厳しい夏の暑さと雨不足で育てている野菜に影響が出ています。
黒津さんの畑では8月中旬にキャベツの苗を植えましたが、根を張るのに重要な水が不足し2割ほどが枯れました。
震災と原発事故の影響を受けた町では用水路に水が流れておらず、水をやるには車で5分ほどかけて井戸の水をくみにいくか、雨を待つしかありません。
黒津さんは「土も熱いし、水分量が全然なくて、今湿っていていい感じに見えるんですけど、本当に砂漠みたいなさらってした感じで、ちょっと厳しかったですね」と今年の夏を振り返りました。
震災と原発事故の発生から11日で14年と半年。
双葉町で営農が再開された面積は震災前の0.6%程にとどまっています。
町で農業に取り組むことについて黒津さんは、「震災前の姿に戻せるかは分からないですけど、少しでも今、雑草が生い茂っている風景じゃなくて、ちゃんと管理された田園風景を復活出来たらいいのかなと思っています」と話しました。