2025-08-27 配信

ヤングケアラー支援研修会を開催(福島)

県内のSDGsに関する話題をお伝えします。
17の目標のうち3番と4番、「全ての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」に関して。
郡山市では、ヤングケアラーを早く見つけて支援するために、研修会が開かれています。
ヤングケアラーとは本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを、日常的に行っている子どものことです。
郡山市で開かれた研修会では、市内の学校に勤務する教職員などがヤングケアラーに気付き、支援につなげるために必要とされている支援内容などを学びました。
参加者は「一時的な問題というより、幅広くいつまでもその人や家庭に影響があるような課題なんだなということを、改めて感じることができました。」と話していました。
家庭内の問題のため、ヤングケアラーは表面化しにくいと言われていて、さまざまな機関の担当者や地域の人たちが「ヤングケアラーがいるかもしれない」と常に意識することが大切だと言います。
講師の郡山女子大学・島野光正准教授は「ヤングケアラーに限らず、地域で困っているけども困っていると言えない方々を見逃さないような、地域の普段からの関係作りがとても大事だと思います。」と話していました。
ヤングケアラーに関する相談は、郡山市こども家庭課で電話(024‐924-3341)とラインで受け付けています。

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