福島第一原発５号機で使用済み燃料の取り出しが23日始まり、24日も作業が行われています。

福島第一原発の５号機の使用済み燃料プールには、１５４２体の燃料が保管されています。

東京電力は、使用済み燃料を移し替える先の共用プールの準備が整ったとして、２３日、使用済み燃料を専用の容器に入れる作業を始めました。

２４日は燃料を入れた容器のふたをボルトで締めて除染を行う予定で、まずは７月中に２２体の燃料を移し替える作業が終わる見込みです。

東京電力は２０３１年までに、１号機から６号機の使用済み燃料を取り出すことを目標に作業を進めるとしています。