台風５号は１４日夕方から夜のはじめ頃にかけて県内に接近するとみられ、気象台は海上では暴風や高波に、中通りと浜通りの陸上では大雨による土砂災害や浸水などに注意・警戒を呼び掛けています。

台風５号は午前１０時現在、千葉県銚子市の南南東およそ１７０キロを北に時速３５キロで進んでいると推定されます。

■過足竜太朗記者リポート
「午前１０時の四倉港です。雨が断続的に降っていて強い風が吹いてきました」

福島地方気象台によりますと、県内には夕方から夜のはじめ頃にかけて接近するとみられています。

現在、浜通りには暴風と波浪の各警報が発表されていて、海上では非常に強い風が吹き、うねりを伴って大しけとなる見込みです。
また、中通りと浜通りでは雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みで、１５日朝までの２４時間に降る雨の量は多い所で１２０ミリと予想されています。
１４日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。

ＪＲ東日本によりますと、県内の在来線では常磐線・磐越東線・水郡線で大雨の影響により遅れや運休が発生する可能性があるということです。