2025-06-30 配信

「品質への影響がでなければ良いが…」暑さと雨の少なさにコメ農家も懸念(福島)

この暑さと雨の少なさで心配なのが、コメ作りの現場です。
アヒルを使った有機栽培でコメを作る広野町の新妻有機農園の田んぼでは、山からの水を貯めたため池の水を使っています。
コメを栽培する新妻社長によりますと、今年は春先に結構雨が降ったので今のところ大丈夫ですが、この状況が続くと水が足りなくなるということです。
今年は降水量の少ない空梅雨傾向で、西日本では例年より早く梅雨明けしている。今後、県内でまとまった雨が降らない状況が長く続けば、水不足になることが懸念されます。
新妻社長は「出穂するときに水がかかっていないと、去年やその前の年のように高温障害になり、品質が落ちてしまうのではと心配していました。
穂が出る8月ごろまで十分な水を確保できるのか。農家は、恵みの雨を期待していました。

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