2025-06-13 配信
だいくらスキー場を当面継続へ 南会津町が閉鎖方針を撤回(福島)
南会津町は6年後に閉鎖する方針を示していた「だいくらスキー場」について、方針を撤回し、修繕費などを削減しながら当面は継続する方針に切り替えました。
■南会津町 渡部正義町長
「町民の方の意見を踏まえた方針変更というのは、当然の結果だったのかなという風に考えております」
南会津町は2024年12月、施設の修繕費用などが将来的な負担になるとして、2031年3月末をもってだいくらスキー場などを閉鎖する方針を示しました。
この方針に反対するため発足した住民団体は4月、1万4千人分以上のスキー場存続を求める署名を集め町に提出。
こうした動きを受けて町はスキー場の廃止についていったん検討をやめることを決めました。
きょうの町議会全員協議会では、2029年度まで町内4カ所のスキー場を全て維持しながら経営状況が改善するかを見極めた上で、改めて存続か廃止かを判断する方針が承認されました。
■南会津町渡部正義町長
「ここは閉めてもいいよねというようなリフトがあればですね、そういったところを見つけつつ削減しなければならないと思いますし、計画的な修繕の中で先送りできるものは先送りしながら」
町は4つのスキー場で合わせて年間約1億1千万円に上る維持費用について、一部のリフトの廃止や料金の見直し、ふるさと納税の活用などを検討して年間で7200万円ほどに抑えたいとしています。
存続を訴えて活動してきた団体の代表は。
■だいくらスキー場を未来につなぐ会 湯田浩和共同代表
「まずはもう、やっとスタートラインに立てたと、皆様のご協力の下やっと立てたという思いで、非常に感動しております」
「まずはスキー場に来ていただく方、だいくらを知っていただく方を増やしていくというような活動を一緒にスキー場とやっていきたいなと思います」
町は2026年度(らいねんど)から5年間で維持費などの負担を改善する期間に位置付け、スキー場の運営を続けられる環境を整えたいとしています。
■南会津町 渡部正義町長
「町民の方の意見を踏まえた方針変更というのは、当然の結果だったのかなという風に考えております」
南会津町は2024年12月、施設の修繕費用などが将来的な負担になるとして、2031年3月末をもってだいくらスキー場などを閉鎖する方針を示しました。
この方針に反対するため発足した住民団体は4月、1万4千人分以上のスキー場存続を求める署名を集め町に提出。
こうした動きを受けて町はスキー場の廃止についていったん検討をやめることを決めました。
きょうの町議会全員協議会では、2029年度まで町内4カ所のスキー場を全て維持しながら経営状況が改善するかを見極めた上で、改めて存続か廃止かを判断する方針が承認されました。
■南会津町渡部正義町長
「ここは閉めてもいいよねというようなリフトがあればですね、そういったところを見つけつつ削減しなければならないと思いますし、計画的な修繕の中で先送りできるものは先送りしながら」
町は4つのスキー場で合わせて年間約1億1千万円に上る維持費用について、一部のリフトの廃止や料金の見直し、ふるさと納税の活用などを検討して年間で7200万円ほどに抑えたいとしています。
存続を訴えて活動してきた団体の代表は。
■だいくらスキー場を未来につなぐ会 湯田浩和共同代表
「まずはもう、やっとスタートラインに立てたと、皆様のご協力の下やっと立てたという思いで、非常に感動しております」
「まずはスキー場に来ていただく方、だいくらを知っていただく方を増やしていくというような活動を一緒にスキー場とやっていきたいなと思います」
町は2026年度(らいねんど)から5年間で維持費などの負担を改善する期間に位置付け、スキー場の運営を続けられる環境を整えたいとしています。