2025-06-11 配信

福島大学 仏原子力・代替エネルギー庁との連携研究拠点設立(福島)

福島大学は、フランスの公的研究機関や政府機関と連携し、復興につながる研究を進める拠点を設立すると発表しました。
福島大学環境放射能研究所の脇山義史准教授は「東日本大震災がもたらした結果とその複雑性を、人間と環境の両方の観点から明らかにすることを目的としています。」と述べました。
福島大学は震災と原発事故の発生以来、フランスの国立科学研究センターや「原子力・代替エネルギー庁」と連携し、人が関わる社会的な課題と自然環境の課題を結びつけながら震災からの復興の研究を進めてきました。
その中で、フランスの研究者が書いた論文などが評価され、福島大学の環境放射能研究所が、フランス側の連携研究の拠点として正式に採択されることが決まりました。
今後、フランスから研究者や大学院生を受け入れるための体制を整えるということです。
国内の研究機関などが採択されたのは、東京大学や東北大学などに続き、福島大学が13例目です。

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