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2024-04-24 配信

ハラスメント行為の白河市議に辞職勧告(福島)

白河市議会の男性議員が、市の女性職員に対するストーカー行為とパワーハラスメント行為を認定されました。
議会はこの議員に辞職を勧告する決議案を、全会一致で可決しましたが、議員はいずれの行為も否定し、辞職しない考えを示しています。

白河市議会の政治倫理審査会の報告書によりますと、北野唯道議員は市の女性職員に対して、自宅にプレゼントと手紙を届けるなどのストーカー行為や、呼びつけて怒鳴るなどのパワハラ行為が確認されたということです。

菅原修一市議は提案理由で「政治倫理・規範を逸脱した行為であり、規範意識が欠如していると言わざるを得ず、市議会議員としての資質に欠けるものである。」と述べました。

24日は北野議員に辞職を勧告する決議案が提出され、全会一致で可決されました。
筒井孝充議長は「これからハラスメント条例の制定に向けて、全議員で検討していければと思っています。」と述べました。

北野議員は、病気を理由に1月以降の議会を欠席していて、「誠に不条理な決定」などとする弁明書を提出。
福島放送の取材に対し、「ストーカー行為もハラスメント行為もやっていない」として、辞職しない考えを示しています。

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