白河市議会の男性議員が、市職員へのストーカー行為などを認定され、辞職を勧告する決議案を可決されました。

白河市議会の政治倫理審査会の報告書によりますと、北野唯道議員は市の女性職員に対し、自宅にプレゼントと手紙を持って行くなどのストーカー行為や、呼びつけて怒鳴るなどのパワハラ行為が確認されたということです。

市議会は２４日の臨時会で「政治倫理条例に違反する」として、議員辞職を勧告する決議案を全会一致で可決しました。

白河市議会の筒井孝充議長は「法令を順守するための講習会の開催、及び議員ハラスメント条例の制定の提言がありましたので、早期制定等に向け全議員と協議し、さらに政治倫理基準違反の根絶を目指してまいります。」と述べました。

北野議員は欠席しましたが、「誠に不条理な決定」などとする弁明書を提出しています。