社長かたった特殊詐欺 偽メール信じ込み2時間に4回振り込み 被害額5390万円

2026/9/27 10:37
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 静岡市の介護施設に勤める56歳の男性。“新たな形”の特殊詐欺に巻き込まれました。

「私はもう社長だと思っていますからね。私たちは社長からの指示で、従わないとという変な使命感があって」

 はじまりは、先月3日に届いた1通のメールでした。

「LINEで業務連絡を行いますので、先にグループを作成してください」

 送り主は、社長の名前でした。

 メールでLINEアカウントを伝えると、社長の名でこんなメッセージが届きました。

「きょう、入金の予定がある。今、経理担当者をグループに招待して。仕事の指示がある」

 男性は確認のため社長に電話しましたが、つながりませんでした。

 指示通り、経理担当者をグループに追加すると…。

「これから990万円の支払いがある。口座情報を送るから、今、振り込みの手配を進めて」

 男性は指示を受け、2時間で4回に分けて合わせて5390万円を振り込みました。

 しかし、違和感からメールを改めて確認したところ、詐欺被害に遭ったと気づきました。

「最初のメールが(送り主に)社長の名前が大きく表示されていたが、メールがよく分からないアドレスだったというところで、これはもうちょっとまずいことをしてしまったなと」

 警察は送金の前に、本人に確認することが有効だと呼びかけています。

(2026年9月27日放送分より)

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