中国「AIガバナンスの強化を」 国家安全部トップが署名記事で方針示す
2026/9/15 15:15
中国の国家安全部トップは、「敵対勢力がAI(人工知能)を悪用して中国の政治的安全などを脅かしている」ため、AIの発展によるリスクを十分に認識しなければならないと警告しました。
国家安全部の陳一新部長は13日の署名記事で、AI分野がすでに「世界的な科学技術競争の主戦場、大国間の戦略的駆け引きの新たな舞台となっている」という認識を示しました。
そのうえで、「様々な敵対勢力が、ディープフェイクなどの生成AI技術を悪用して大量に政治的なデマをでっち上げ、世論戦や認知戦を仕掛け、中国の政治的安全などを脅かしている」と指摘しました。
陳部長は、自主管理が可能なAIチップなど中核技術の国産化を進めるとともにAI技術を管理する法律を制定するなど、中国共産党の指導の下でAIガバナンスを強化する方針を示しました。
アメリカとAI覇権を巡る争いが激しさを増すなか、中国の安全保障分野のトップがAIに対する懸念を示した形で、24日に予定されている米中首脳会談でも大きな議題の一つになるとみられます。
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