400トンの弘前城天守を人力で動かす 市民団結 石垣工事終え11月には元の位置に

2026/8/22 13:00
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 一致団結して綱を引っ張る大人たち。これ、運動会でPTAが綱引きしているわけではありません。彼らが引っ張っていたのは、お城だったのです。世にも珍しい人力で城を動かすイベントが行われました。

■石垣修理のため天守移動

 青森県弘前市。弘前公園の中にたたずむ弘前城は、現存する日本最北端の天守で、国の重要文化財に指定されています。

 今から11年前、この弘前城を支える石垣が膨らんで崩落の恐れがあったため、石垣を積み直す工事が行われることになりました。その際、天守を移動させる必要があったのです。

 当時の早送り映像です。重さ400トンの天守をレールの上に乗せて、およそ80メートル離れた仮の天守台まで2カ月かけて移動させました。

■11月には元の位置に

 あれから11年、石垣の工事が無事終了し、いよいよ天守を本来の場所に戻す作業がスタート。この歴史的瞬間を祝うイベント、「ひっぱれ!けっぱれ!弘前城」が行われました。

 そして、いよいよお待ちかねの引き戻しです。

「そーれ!そーれ!」 「最後です!力いっぱい引っ張ってください!」 「終了でーす!天守が10センチ動いたそうです」

 見事、人力で天守を動かしました。

「(Q.石垣に天守が戻ることについて)すごくうれしいです」

 市民も大喜びのイベントは夜も続き、打ち上げ花火で盛大にお祝い。令和の今らしく、ドローンショーも行われました。

 本格的な移動工事は9月上旬に始まり、11月中に元の天守台に着座する予定です。

(2026年8月22日放送分より)

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