【追悼】死去の前年に語っていた“山田五郎”という存在の強み…博覧強記の晩年の挑戦

2026/7/22 15:38
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評論家でコラムニストの山田五郎さんが7月14日に亡くなりました。67歳でした。

山田さんは、大学を卒業後講談社に入社し、「Hot‐Dog PRESS」の編集長などを経て、フリーに転身しました。

西洋美術をはじめ、時計やファッションなど幅広い分野に精通し、その博識ぶりとユーモラスな解説で活躍しました。テレビ番組「タモリ倶楽部」や「出没!アド街ック天国」などに出演し、YouTubeの美術番組が評価され、第17回伊丹十三賞を贈られました。

2024年10月にはステージ4の原発不明がんであることを公表し、抗がん剤治療を受けながら、仕事を続けていました。葬儀はすでに関係者などで執り行われたということです。

2025年10月の第17回伊丹十三賞の授賞式では、「抗がん剤治療やってますけれども、おかげさまで飯も食えてますんで。受賞後、やっぱりうれしかったのか、食が進んじゃって。腹出てきて、(ウエストが)ちょっときついくらいの体調です。」と闘病について話しました。

伊丹十三賞の受賞について、「今までにもらった賞は、大学のマスコミ関係者の人が贈る“コムソフィア賞”というものと、友達のみうらじゅんがその年に一番よくのんだ友達におくる“みうらじゅん賞”というこの二つしか受賞したことがない。身に余る賞を贈られて、長生きするもんだなと思っております。」と語りました。

また、自分の強みについて「専門の研究者ではないのが強み。専門家の肩書きがついてる以上、うかつなことは言えない。その点、私はただの素人の美術が好きなおっさんなので、うかつなことをどんどん言えるんですよ。そこの点が強みだと思います」と明かしました。

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