「紅プリンセス」中国流出懸念 愛媛知事が緊急要請 鈴木農水大臣に対策訴える
2026/6/22 14:13愛媛県が開発した高級カンキツ「紅プリンセス」の苗木が中国に流出した恐れがあることを受け、中村知事は農林水産省に実態解明などに向けた協力を要請しました。
愛媛県 中村時広知事 「我々としても本当に戸惑いと同時に本当に残念な思い。そしてまた早く対応しなければという強い気持ちをもって、きょうは来させていただきました」
鈴木農水大臣 「今後こういった事態が二度と起こらないように、いかに対応できるかということがまさにこれからの私達の正念場だと思います」
紅プリンセスは愛媛県が約20年かけて開発した品種で、似た名前の苗木が中国の通販サイトで販売されています。
愛媛県 中村時広知事 「やはり(まずは)実態解明だと思います。どういう経緯で流出したのかというのを解明することが本当に大変な作業だと思いますけれども」
中村知事は「紅プリンセスは西日本豪雨災害からの復興のシンボル的な品種」として悔しさをにじませたうえで、農水省と連携した実態の把握と早期の対策の必要性を訴えました。
これに対し、鈴木農水大臣はその後の会見で「新たな種苗の海外流出は深刻な問題と認識をしている」と述べ、実態把握に向けた中国での証拠収集や訴訟になった際などに愛媛県を支援していく方針を示しました。
日本産の果物は中国や韓国などへの流出が相次いで確認されていて、農水省によりますと、最も損失額の大きいシャインマスカットでは許諾料に換算するだけで年間約200億円の損失が生じているとみられます。
関連タグ
経済




