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2024-03-21

能登取材をし 感じたことは~佐々木崇(報道制作部)

佐々木 崇

東京勤務から約3年ぶりに福島県に戻って記者をしています。かつて取材を受けてくれた方から「テレビに出ているのを見たよ。戻ってきたの?」と連絡があり、とても嬉しかったです。

1月に能登半島地震があり、新潟県と石川県で取材しました。石川県では断水が続く中で、元の生活を取り戻そうと 再開した学校の取材が強く記憶に残っています。友達と久しぶりに再会した子どもの笑顔が印象的だった一方で、トイレは教職員が水を汲んで部分的に使えるようにしていて、登校日を分けての再開でした。

「当たり前が当たり前じゃないことに気付いた」。この言葉を何度も耳にしました。私自身も断水が続く地域での取材は、トイレ事情に苦労しました。

県内に戻って、トイレの水を再生するシ ステムを取材した時には、「これが被災地にあったら」と痛感しました。同時に、平時から万が一に備えることの大切さを改めて感じました。視聴者の皆さんに少しでもその思いを伝えられるよう、これからも取材を続けます

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