2024-01-17
元日に発生した能登半島地震。大きな災害を経験した福島県民の一人として心が痛む日々を送っています。
KFBでは東日本大震災以降、緊急放送のあり方を見直し、大津波警報、津波警報が発表された場合、強い口調で津波からの避難を呼びかけるよう改めました。
普段であれば、災害時であっても、アナウンサーは冷静に落ち着いて情報を伝えることを重視しています。
ただ、津波の到達が予想される時は異なります。
強く、時には命令口調に聞こえるくらいに呼びかけて、視聴者の皆さんに非常事態であることを認識してもらい、「避難」という行動に結び付けてもらう事が大切です。
視聴者の中には、「うるさい」「やり過ぎではないか」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、命を守るためには、やむを得ないことであると考えています。
緊急放送をしなければならないような事態が起きないことを願うばかりですが、万が一の際に備えて、今後も訓練を重ねていきます。