2021-12-10
偉そうに言うことではありませんが、先日、大失敗をしてしまいました。小学2年の娘の運動会で、肝心な場面をビデオに撮り損ねたのです。
演目は、氷川きよしさんの曲に合わせたダンス。娘も「げんかいとっぱするよ!」と意気込んでいました。"神セブン"に選ばれ、目立つ位置で踊る姿を、ばっちり収めた、はずでした。
帰宅後に家族で上映会を開くと、画面には校庭の土が映っていました。それを見た途端、無言になる娘。
録画の開始と停止を間違えてボタンを押していました。テレビ局では「逆タリー」と呼んでいる単純なミスです。
報道の役割の一つは、二度とない瞬間を確実に捉えて、伝えることです。小さなミスも許されません。
娘には「頑張って踊ったね。ちゃんと見てたよ」と、ひたすら謝りました。
あれから「録画中」の表示を、よく確認するようになりました。来年の運動会の日には、娘にこう言います。
「私、失敗しないので」