2024年最初のコラムです。年女の今年は、辰のように高みを目指して、新しいことに挑戦していきたいなと思っています。

そして今、国見町であんぽ柿を作る若手農家に密着させていただき、初の番組作りに力を入れています。

取材を通して一番感じたことは、あんぽ柿がいかに手間暇かけて作られているかということです。

約1カ月の乾燥期間を経て、あんぽ柿が完成したと連絡をもらった時は、胸が熱くなりました。

「まずは食べてみて」と一口。

福島県民になって2年目の私は、人生初のあんぽ柿でした。外側は砂糖がかかった和菓子のようにしっとりとしていて、中は溢れてしまうほど、とろっとろの食感。

あまりの美味しさに驚きました。

今月20日午前９時半から放送予定の番組では、若い人にも食べて欲しいと、規格外のあんぽ柿を使った商品開発に奮闘する農家の挑戦をお届けします。

あんぽ柿の魅力を県内外に伝えられたらうれしいです。