2020-11-12
「数字より中身!」というものの、気になってしまうのが視聴率。
県内には200世帯に計測機器が設置され、1分毎にどのチャンネルを合わせているのか集計されます。
特に夕方の時間帯は、全てのテレビ局がローカル放送を行う激戦区。多くの人に番組を見てもらうため各局が切磋琢磨しています。
そんなライバル同士が手を組む、前代未聞の取り組みが始まりました。
5局共同キャンペーン「福島to2021-あれからと、これからと→」。
各テレビ局が震災後約10年にわたり蓄積してきた映像などを生かしてニュース企画を制作。
そのVTRを手に、各局のMCがすべての局のニュース番組に順繰りに出演し、内容を伝えるというものです。
先日5局のMCが集まり、キャンペーンのCM撮影が行われました。
日頃は別々の場所でニュースを伝えていますが、福島を想う気持ちは同じなんだな、と強く感じました。
震災から10年。日頃の視聴率競争は忘れ、純粋に福島にとって大切な節目を伝えたいです。