2020-07-16
「テレビって何だろう?」。昨年6月、報道制作部に異動となり、記者として1年間考えていることです。
テレビが好きで入社して8年目。今のようにインターネットが普及していなかった子どもの頃、主な情報源はテレビでした。
今はテレビだけでなく、スマホなどでも多くの情報が得られます。
ある事件で被害者の取材のため、1軒ずつインターホンを鳴らしました。
当然、断わられることばかりで、心が折れそうになりました。
被害者と面識がある人に話を聞くと、「真面目」「明るい人」などと人柄がわかりました。
でも、面識がない人の中にはネット上の不正確な情報を鵜呑みにしている人もいました。
簡単に情報が得られる今だからこそ、私たちは取材を重ねて正確な情報を伝える必要があると実感させられました。
取材を通して新たな価値観に触れ、自分の価値観が変化することも多いですが、テレビの果たす役割を考えながら、これからも取材を続けていきます。