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2020-05-14

連帯を感じて我慢を重ねる日々・・・~安藤桂子(KFBアナウンサー)

仕事から帰る時、街の明かりは消えひっそりとしています。

思えば震災と原発事故が起きた2011年も、街は暗い闇に包まれたようでした。

当時はどうしようもない不安を募らせたものでしたが、今は連帯感を感じます。

痛みを伴いながらも、新型コロナウイルスを終息させるため結束しているのだと思えるからです。

普段は取材に出ることが多く、時には自分でカメラを回して編集も。

「ワンオペなんですか?」と驚かれることもありますが、この働き方が気に入っています。

原稿の向こう側にいる相手を思いながらニュースを伝えられるからです。

先日、特別養護老人ホームの入所者がテレビ電話で家族と面会する様子を取材しました。

女性は孫の顔を見た瞬間、涙で言葉を詰まらせました。お互いの顔を見たのは4カ月ぶりだったそうです。

誰しも我慢を重ねている今。

1日も早く「きょうも感染者はいませんでした」と伝えられる日が来ることを願っています。

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