2022-11-16
先月1日、只見線が11年ぶりに全線で再開通しました。その日は慌ただしい一日となりました。
最初の想定外は只見駅周辺の朝霧。上り一番列車の空撮は断念せざるを得るなくなりました。
続いて、下り一番列車の車両トラブル。塔寺駅を過ぎたところで停止。ところが、乗り合わせた大勢の鉄道ファンや住民らは「これも只見線」と、どこか落ちついた受け止めでした。
それから2週間後、沿線を訪れる機会が。
三島町で只見線の橋梁と山々を一望できるポイントに登りました。
絶景と紹介される風景が眼下に広がり、まさに息をのむ美しさでした。
この風景を見れば、再開通の日のトラブルは小さなことと感じてしまいました。
また、只見川沿いを車で走りながら、深い緑色の川のゆっくりとした流れを見て、自然の豊かさと雄大さを改めて感じました。そして、この川が、11年前に橋梁を流し牙を剥いたことに思いを巡らせました。
今度は、冬の絶景と寒さを体感し、もっと深く只見川を知りたいと思います。