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2024-04-20 05:51:24 配信

小林製薬「紅麹」 プベルル酸以外に複数の物質検出

 小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントについて「プベルル酸」以外の物質が少なくとも2つ検出されたことが新たに分かりました。

 厚生労働省は国立医薬品食品衛生研究所で、健康被害の報告が集中している去年6月から8月に製造された紅麹原料のサンプルを解析しています。

 その中間報告によりますと、すでに分かっている青カビから発生する「プベルル酸」のほかに、通常は入っていない物質が少なくとも2つ検出されたと明らかにしました。

 厚労省は物質の特定を急ぐとともに、人体への影響などを調べていますが、原因の究明には時間がかかるだろうとしています。

 これまでに、小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントを摂取していて亡くなった人は5人、寄せられた相談件数は8万8000件に上っています。

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