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2019-08-14 21:00:29 配信

“あおり運転”で新映像 「携帯とカバン飛んで…」

 12日からお伝えしているテレビ朝日に寄せられた1本の映像。12日にこの映像を報道すると、同じ車が静岡や愛知でも危険な運転をしていたという情報が別々の人から寄せられた。そのうちの一つ、愛知のケースでは高速道路上で1台の白い車が蛇行運転を繰り返す様子をトラックのドライブレコーダーが捉えていた。13日にお伝えしたこの映像の続きには実は続きがあった。さらに、この一連の悪質な運転について静岡県警が同一犯によるあおり運転とみて捜査を開始したことが分かった。  茨城、静岡、愛知の3県で目撃された白いSUV(スポーツ用多目的車)による危険な運転。10日には、茨城県の高速道路で後続車を止め、運転手を殴る暴力行為も。愛知県の新東名高速道路では、SUVはトラックの前で車体を小刻みに揺らし蛇行運転を開始。窓から腕で合図を出すなどしていたが、このケースの新たな映像を入手した。一度トラックの前で停止したSUV。その後、高速の降り口付近に進みトラックを待つように停車した。しかし、別の車が横切り邪魔される格好となり、SUVはそのまま高速道路を降り、トラックは事なきを得た。トラックの運転手は…。  トラック運転手:「車線変更するのにミラーで見えていない状態からいきなり左に出てくるので」「(Q.いきなりなぜか来た?)そうですね」  恐怖心はなかったが、急ブレーキを踏まされたことで車内には衝撃があった。  トラック運転手:「携帯とか後ろのかばんとかも全部前に飛んできたような状態」  愛知県警はそのほかのあおり運転と同一犯の可能性もあるとみて捜査をしている。愛知県と茨城県の動画のSUVはナンバーが完全に一致している。このナンバーのSUVは横浜市のドイツ製高級車ディーラーの試乗車だった。関係者によると、SUVは一定期間ある男性に貸し出されていて、この出来事が報道され始めた後の12日にディーラーに返却された。  SUVが幅寄せをするなどしていた静岡県では、警察が同一犯によるあおり運転とみて捜査を開始したことが分かった。そして、茨城県でのケースでは、殴られた男性が被害届を提出しているといい、茨城県警が捜査中だ。高速道路上で後続車を止めるなどのこのSUVの運転は一体、どれほど危険なものなのか。  元千葉県警交通捜査官の熊谷宗徳さんも見たことがない危険な運転だと指摘する。まず茨城のケース。あおり運転は常磐道上り守谷サービスエリアの3キロ手前から始まった。道路上の白線の長さなどから速度を割り出す。制限速度は100キロだが…。  交通事故鑑定人・熊谷宗徳さん:「真ん中から追い抜いた時の速度がだいたい120キロ出ている」  まずは20キロの速度超過。さらに進路をふさぐように割り込んだ進路変更禁止の違反。男性は高速道路で1秒から2秒という一瞬の間に速度を15キロ下げさせられるという危険な状態だったことが分かった。同じナンバーのSUVが静岡市であおり運転した映像でも…。  交通事故鑑定人・熊谷宗徳さん:「120キロぐらい出てますね」  一般道でも法定速度60キロを大幅に超えてきた。一番危険なのは愛知県でトラックにあおり運転をしたケース。  交通事故鑑定人・熊谷宗徳さん:「危ないですよね。私的にはこれが一番。トラックは急に止まれない。自殺行為ですよね。死亡事故に直結する恐ろしさ」  追突した場合、白いSUVのほうが大きな被害を受けるという。  交通事故鑑定人・熊谷宗徳さん:「違反がありすぎて…。立件したらあっという間に免許停止」  3つの県で同一とみられる車の危険な運転。今回の事例は特殊かもしれないが、あおり運転自体は多くの人が体験している。今回、高速道路で起きたケースに恐ろしさを感じる声も。そして、白いSUVの運転手になんらかの処置を求める声も多かった。

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