2021-04-08 22:09:06 配信
政府が検討へ“選択的週休3日”その功罪は
コロナ禍でテレワークなど新たな働き方が模索されていますが、政府は新たに「選択的週休3日制」を視野に入れ始めました。日本の働き方改革はどこまで進み、そして今、何を目指しているのでしょうか。 コロナ禍で大きく変わった日本の働き方。そして今、もう一つ新たな働き方が生まれるかもしれません。 自民党一億総活躍推進本部・猪口邦子本部長:「選択的週休3日制の制度、ぜひ、さらに議論を深めて参りたい」 「選択的週休3日制」。コロナを機に自民党内で盛んに議論がされてきました。自分に合った働き方ができるほか、休みを利用してふるさとと兼業するなど地域活性化にもつながるとの期待が。政府も検討に前向きです。 良い事ずくめの選択的週休3日制かと思いきや意外や意外、不安を抱く人も…。 休日を1日増やせば単純計算で2割程度、給料が減ることに…。また、「一部の人に負担が偏りそうな気がする…」といった声も。働かない人のしわ寄せは一体どこにいくのでしょう。 さらには「会社のための人件費削減の制度に見える…」といった声も。 多様な働き方を認めるといいつつ、実は企業のためのオイシイ制度なのでしょうか。 選択的週休3日制は日本にマッチするのか。国は果たしてどんな社会を目指しているのか。