2025-04-23 配信

2回目のデブリ試験的取り出しが完了(福島)

福島第一原発の2号機で2回目となる、燃料デブリの試験的取り出しが完了しました。
2回目の取り出しは、4月15日に始まり、前回よりも格納容器の中心部に近い場所で、7㎜以下とみられる大きさの燃料デブリが採取されました。
東京電力は23日、デブリが入った箱を外に運ぶための専用のコンテナに入れ、午前10時15分ごろ、9日間にわたった取り出し作業が完了したと発表しました。
デブリは、今後発生する水素の量などを確認したうえで、茨城の研究施設に運ばれる予定です。
今回のデブリと前回取り出されたデブリの性質の違いなどの分析結果は、本格的な取り出し方法の検討などに役立てられます。

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