福岡県議会・前議長が会見へ 肝煎り「ワンヘルス」予算4378億円…従来説明の70倍以上

2026/11/1 13:13
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 金銭授受疑惑が浮上し、福岡県議会を辞職した蔵内勇夫前議長。これまで公の場で説明していませんでしたが、5日に記者会見を開く意向を表明しました。

■金銭を巡り新たな実名証言

「福岡県議会議員を辞職を致します。後日、福岡でゆっくり報告を行いたいと思っております」(8月25日)

 一方、福岡県は新たに倉内氏肝煎りのワンヘルスに関するすべての予算が、これまでの説明の70倍以上にあたる4000億円を超えることを明らかにしました。

新村雅彦元副議長(74) 「『蔵内会長に500万円を用意しろ』と後日言われて、茶封筒に包んだ金を渡した。蔵内会長は『うんうん』と言うだけで、言葉はなかった。私があんた(蔵内氏)に手渡しただろう」(先月23日)

 蔵内前議長の議員辞職から2カ月、金銭を巡り新たな実名での証言が出ています。

 自民党の井上正文議員(60)は農林水産委員長を務めていた去年2月、蔵内前議長ら県議団幹部が参加するゴルフ大会を開催し、プレー代などおよそ110万円のうち80万円ほどを負担したと証言しました。

「会派の意向で言われたことについては、これはもうやるという選択肢しかなく」(先月23日)

■コンペ開催の要請は否定

 普段ゴルフをしないにもかかわらず、原口剣生議員(72)、松本國寛議員(70)らから次々と促されたため、コンペを開催。幹部らからは参加費などをもらっていないといいます。

 名指しされた議員はこう話しました。

松本議員 「(Q.ゴルフに参加は?)しましたよ」 「(Q.費用は支払った?)その時は支払ってないですよ」 「(Q.ゴルフ界の開催の要請は?)それはありません」(先月28日)

原口議員 「その時はまた徴収に来るのだろうと思っていた。そのままバタバタして、私たちがぼーっとしてしまって、忘れていたのかな。それについては、井上議員に対しておわびを申し上げたい」(先月28日)

自民党福岡県議団 松尾統章議員(53) 「(Q.費用は支払われた?)結果的にその時の費用は払ってない。井上正文議員が『いやいや』ってあやふやになっちゃったので、別の機会でお返ししようと思って、4月に慰労会をした」(先月28日)

 いずれもゴルフ代を払っていなかったことを認める一方、コンペ開催を要請したことについては否定しました。

■ワンヘルス予算 4千億円膨張

 また、福岡県庁では先月28日、驚きの事実が明らかになりました。

 蔵内氏がライフワークとしてきたワンヘルス施策の必要性や妥当性を検証する行政改革審議会が開かれ、その席で…。

福岡県 行政マネジメント課長 「5カ年累計で全事業にかかる総事業費は4378億円」

 県はこれまで、ワンヘルス関連予算額が直近5年間で59億円と説明していましたが、すべての予算事項を網羅した結果、4378億円に上ると発表。これまでの70倍以上だったとしたのです。

行政改革審議会委員 九州工業大学 安河内恵子名誉教授 「(予算が)1.5倍とか10倍以上になっているものがある。やはりチェックしていくべきではないかと」

 道路の建設費など、ワンヘルスが主たる目的でない事業も含まれていて、総額が4300億円を超えたといいます。

行政改革審議会 津田純嗣会長(75) 「『ワンヘルス』の冠を付けて、『ワンヘルス』を福岡県が推進しているんだというところを大きく打ち出したいという思いが、現場にも相当伝わっていたのがよく見えた結果だ」

 このワンヘルス事業について、福岡県は来年4月下旬に調査・審議の結果をまとめる方針です。

(「グッド!モーニング」2026年11月1日放送分より)

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