増加続く精神疾患での労災認定 看護師など「医療」での増加顕著

2026/10/9 09:12
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増加続く精神疾患での労災認定 看護師など「医療」での増加顕著

 仕事を原因とするうつ病などの精神疾患が年々増加するなか、特に「医療」分野に従事する人で労災を認められるケースが増えていることが分かりました。

 厚生労働省がまとめた過労死白書によりますと、仕事が原因でうつ病などの精神疾患を発症し労災認定されたのは2025年度に1082人で、7年連続で過去最多を更新しています。

 今回、厚労省はおよそ10年間における職業ごとの労災認定のより正確な推移を把握する目的で、2012年度から2023年度までを3年度で区切り、件数の平均値を出しました。

 それによりますと、看護師など「医療」に従事する人では、2012年度から2014年度に16.3件だったところ、直近の2021年度から2023年度ではおよそ3倍の59.3件に増加しています。

 同様に「建設業」では2倍ほど、「自動車運転従事者」はおよそ1.5倍となっています。

 労災を請求する要因では、「上司とのトラブル」や「カスハラ」などを含む「対人関係」の伸びが特に大きくなっています。

 厚労省は、より良い職場環境に向けた取り組みを推進するとともに、業種ごとに特徴を踏まえた対応を検討するとしています。

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