畝本直美検事総長が退任 不祥事続き「申し訳ない」
2026/8/12 17:13検察のトップである畝本直美検事総長が退任にあたって会見し、任期中に発覚した不祥事について「申し訳ない」と謝罪しました。
畝本直美検事総長 「検察運営の最終責任者の立場にあった者として誠に遺憾であり、申し訳ないことだと思っております」
畝本検事総長(64)は2024年7月に検事総長に就任し、今月12日付で退任します。
任期中には2人の検事が特捜部に在籍中の取り調べを巡って刑事裁判にかけられる決定がなされたほか、先月には東京地検特捜部で現場を取り仕切るキャップを務めた男性検事が事件で取り調べた女性と不適切な関係を持って懲戒免職になるなど不祥事が相次ぎました。
会見では、不適正な取り調べの原因について「我々の取り調べ環境で黙秘や否認が増えている状況があり、これに対して取調官がどうあるべきか共通のコンセンサスがなかった」と述べました。
どう変えていくべきかという質問には「真実の追及と公正で中立な取り調べを両立させる価値観を徹底させることが一番大事だと思う」と答えました。
また、2024年9月の袴田巌さんの再審無罪判決を巡り、畝本検事総長が「到底承服できないもの」などとした談話を発表し、袴田さん側が名誉を毀損されたとして裁判を起こしたことについては「検察の判断プロセスを踏まえたもので犯人視するものではないし、そのつもりもない」と述べました。
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