熊本地震から1週間“罹災証明”に100人以上の列

2026/8/4 19:14
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 地震発生から1週間が経ちました。4日も危険な暑さが続くなか、市役所の前には100人を超える長蛇の列ができていました。

■市役所に“100人以上の列”

 止まらない暑さのなかで、4日も34℃を超えている熊本県八代市での片付けです。

 大切に守ってきた田んぼにも水は届いていません。

 早朝、宇城市役所には多くの人が並んでいました。

宇城市民 「朝の3時半くらいから並んでいる。ちょっと疲れた。ほとんど全壊に近いから、生活をどう立てるかを考えると罹災(りさい)証明書がないと安心できない。計画ができないので早めに来た」

 午前7時すぎには市の職員が罹災証明の整理券配布を始めました。

 罹災証明は住宅の被害の程度を自治体が証明するもの。各種支援制度を利用する際の基準となります。

宇城市民 「43番でした」 「(Q.何時から並んでる?)(朝の)5時半から。これで安心。どういう修理ができるか心配」

 女性は倒れた自宅のブロック塀などの写真を撮り、アルバムにして準備していました。

宇城市民 「工事が罹災証明ができたら片付けできるそう。罹災証明書をもらっておいてと」

 91歳の中島寿さんも…。

中島寿さん 「この罹災証明は3日かかって…朝の5時に来て、3日目にやっと取れた」

■91歳「二次避難」希望地かなわず

 4日は罹災証明とは別に申請しなければならないものがありました。

中島寿さん 「皆さんこれのために並んでいる。宝くじが当たるようなものでは。高齢者で1人暮らしで、どうしようもないような人たちから判断しながら選考してほしい」

 自宅が被害を受けたため日中は温泉施設の休憩所で過ごし、夜は避難所で寝ているという中島さん。

 3日から受付が始まったホテルなどへの「2次避難」を希望していました。

市職員 「今どこに住んでいますか?」 中島寿さん 「今はもう住むというか住めない」 市職員 「ホテルに行くのは1人?」 中島寿さん 「1人」 市職員 「ホテルのご希望は?」 中島寿さん 「松橋町」 市職員 「松橋も不知火も宇土も全部、地震で駄目です」 中島寿さん 「駄目なんですか」 市職員 「建物が壊れている。一番近いところは熊本市」 中島寿さん 「あー熊本市内…熊本市内まで自分で運転して行き来するのは不可能…」

 当初はなじみのある町を希望したものの叶わず、自宅から車で40分ほどの町に変更して申請することに。

市職員 「これで受けてホテルの調整をします。もう少し待っていて下さい」

宇城市 社会福祉課 沖村崇課長 「(宇城市では)本日は14時までで46件の申請があった。正直どの程度(申請者が)来るか想定できていなかった。今のところ何とかなっている状況」

 2次避難の対象は宇城市、宇土市、八代市、氷川町、甲佐町の5つの地域。県は3日時点で94の施設を確保しています。

 申請をした場合、自治体による調整を経て避難先の施設が決まります。

 宿泊費は原則公費負担で食費、宿泊税、入湯税などについては自己負担だということです。

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