公園で男性(52)殴られ死亡 “パパ活”で因縁か 法廷で“きっかけ”明らかに
2026/6/30 18:12「報酬は3万円だった」。深夜の公園で男性が殴られて死亡した事件で、法廷で明かされた事件のきっかけは“パパ活”でした。
■“パパ活”で因縁か 法廷で…
事件直後の防犯カメラには、猛スピードで現場から離れる2人乗りのバイクが映っていました。
逮捕された男女3人がすべて10代。そして、被害者が巻き込まれるきっかけとなったのが、いわゆる“パパ活”と呼ばれる男女関係だったこと。その2つがこの事件を特徴づけています。
被害者は頭を木の棒で殴られるなどして殺害されました。公園の管理棟と植え込みの間に倒れていたといいます。
公園で働いている人 「(血痕が)あちこちあった。凶器が隠されていないかと、まきを積んでいたのを全部倒してその中も見ていた」
30日、法廷では1通の手紙が読み上げられました。
遺族への手紙 「私は手持ちのお金は全くと言っていいほどもっておらず…」
事件前、防犯カメラには被害男性と女とみられる2人が歩く姿が映っていました。
事件の構図は、こうです。
被害男性は、逮捕された当時18歳の女のパパ活の相手。
女と交際していた当時16歳の少年が、パパ活をネタに被害男性から金を脅し取ろうと計画し、当時18歳の男を誘ったとされています。
事件は去年4月。この映像は女が計画に従い、パパ活相手を現場の公園に誘導している様子とみられています。
2人が公園に着くと少年らが現れ、被害男性に因縁を付けました。
「若い女の子とこんな所で何をしているんですか?バレたくなかったら現金出した方がいいよ」
しかし、被害男性が応じなかったため、少年と男が殴る蹴るの暴行を加えたとされています。
イビキのような音を立てて抵抗しなくなった被害男性のかばんから、少年らは現金8万円の入った財布を奪い、その場を後にしたとされています。
3人のうち最も年上、当時18歳の男が今月30日、法廷に立ちました。
男は被害男性から奪った現金のうち、3万円を報酬として受け取ったとされています。
裁判の争点は、少年法を適用すべきかどうか。そして、強盗致死罪に問われた被告の量刑です。法廷では、被告が被害者の遺族に宛てた手紙が弁護人によって代読されました。
遺族への手紙 「もちろん、このような手紙で許しを得ようとは思っておりません。私は手持ちのお金は全くと言っていいほど持っておらず、賠償金をお支払いすることもできません。何をしたらいいのか、私がどれだけ考えても解答は得られません。毎年毎月の命日には念仏を唱えることを忘れていません。本当に申し訳ございませんでした。被害者のご冥福を心よりお祈り申し上げます」
弁護側 「事件後、どんなことを考えていた?」 被告(当時18) 「4月下旬は後ろが怖い、警察が来る怖さではなく、なんか怖い。このままじゃいけんと思って、5月に入って気持ちを一新して仕事に没頭していた」 弁護側 「逮捕から1年で変化は?」 被告 「時間あるので本を読んだ。ジャンル問わず、殺人の本も」 弁護側 「なぜ謝罪文を書いた?」 被告 「直接謝罪する機会がなく、どうしても書きたいと思った」 弁護側 「書いてどう思った?」 被告 「昔から言語化するのが苦手。文書で思いを書けてよかった」
判決は来月3日に言い渡される予定です。




