【予算削減発言で簗氏が陳謝】総理は厳重注意も“続投指示”野党は問責決議案を検討
2026/10/11 22:33簗和生農林水産大臣が、今年2月の衆院選で、自身を支持しなかった首長の自治体の道路予算を「大幅にカットした」と発言した問題は収拾していない。簗氏は10月8日の衆院本会議で発言を撤回し、「お詫びを申し上げる。二度と繰り返さないよう自らを律し、職務の遂行に全力を尽くす」と陳謝した。国民民主の玉木雄一郎代表が高市総理の任命責任を追及。これに対し、高市氏は「任命責任は私にある」と認めた上で、「厳しく注意した。とにかく働いて仕事で返せと言っている」と述べ、続投させる方針を示した。与党内からも、自民の萩生田幹事長代行が「おごりであって決して許されない」と批判。松山参院議員会長や連立を組む日本維新の会の吉村代表も説明責任を果たすよう求めた。
野党は公職選挙法違反の可能性も追及。9日、国民民主の舟山参院議員が違法性が明らかになった場合の罷免を質したが、高市氏は「犯罪を仮定した見解を示すことは差し控える」と答弁した。一方、実際に道路予算が減額された栃木県那須烏山市と那珂川町について、簗氏が2月中旬、国土交通省に予算配分額を問い合わせていたことが判明した。また、那須烏山市議会は14日に臨時会を開き、簗氏への抗議決議案を採決する予定となっている。
野党側は国会審議でも追及を強める方針。立憲民主の斎藤国対委員長は8日、自民の磯崎国対委員長に対し、簗氏が説明責任を果たすか辞任しない限り、参院農林水産委員会の開催に応じない考えを伝えた。さらに、参院の野党6党が簗氏に対する問責決議案の提出を検討しており、問題は国会審議にも波及する可能性が生じている。 ★ゲスト:片山善博(大正大学地域構想研究所所長/元総務大臣)、林尚行(朝日新聞・DEEP POLITICS編集長) ★アンカー:杉田弘毅(ジャーナリスト/元共同通信論説委員長)





