踏切事故防止を呼びかけ 県内には遮断機や警報機がない危険な踏切がいまも…

2026/9/24 18:31
XでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

踏切での重大な事故を防ぐためのキャンペーンが始まりました。一方、県内には事故の危険性が指摘されている遮断機や警報機がない踏切も残っています。現状や課題を取材しました。

JR東日本が全国交通安全運動に合わせて取り組んでいる「秋の踏切事故防止キャンペーン」。24日はJRの職員らが、踏切の手前で一時停止をし、安全確認をしてから渡るようドライバーに注意を呼びかけました。

【JR東日本福島事業本部・高橋拓大マネージャー】
「車だけでなく、自転車歩行者の方もですね、ぜひ手前で一旦停止していただいて、左右を確認していただいて踏切を渡ることを徹底していただきたいと思います。」

県警察本部のまとめによりますと、県内では2022年1月から2026年8月末までに、踏切内での人身事故が6件起きています。

県内にある踏切の中でも特に注意が必要だというのが…

【遠藤百恵記者】
「こちら踏切なのですが、”とまれ”という看板があるだけで電車の通過を知らせる警報機や遮断機は設置されていません。」

電車を知らせる警報機や遮断機が設置されていない「第4種踏切」です。JR東日本によりますと、県内には「第4種踏切」が40ヵ所あり、福島市飯坂町にあるこの踏切の近くには住宅も並び、車通りの多い道路もあります。

【JR東日本福島事業本部・高橋拓大マネージャー】
「交通量であったり、自治体の方との話し合いですとか、なかなか費用の面もあって全部に設置するのは難しい状況でありますので。」

交通政策に詳しい専門家も、対策の難しさを指摘しています。

【交通政策に詳しい福島大学・吉田樹教授】
「まだここで事故が起きたことがないというような第4種踏切もあるものですから。そこに対して、数百万円、数千万円投資していくことがあるんだったら、鉄道自体も最近は維持が厳しいということもあるので、同じ鉄道でも他のところに費やしたほうがいいんじゃないかという判断がされてしまう。」

「交通安全として必要となれば、交通安全の分野というのは、一つの行政の分野ということにもなりますので、場合によっては自治体・行政も積極的に関わっていくが必要ですし、そこに対して鉄道事業者も協力をしていく姿勢が必要。」

関連タグ
地域
XでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

最新ニュース

全国ニュース